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執筆者の写真artemiacucina

イナゴの佃煮

更新日:2021年12月2日


最近は農薬や環境の変化でいなごも少なくなってきました。

義母は、今でも毎年いなご取りに出かけ、毎年イナゴの佃煮を作っています。

義母の佃煮は最高です!

実家の家の周りでは自家用にたくさん米を作っています。

そんな田んぼの中をイナゴ取りに出かけます。

昔は学校単位でイナゴ取りに出かけ、子供たちは撮ったイナゴを近くの動物園などに売りに行っていた。。。と聞きました。

今ではそんなことも、もうしていないんでしょうねぇ。。。

とても貴重で高価になったイナゴの佃煮。

今年はもう遅いですが、気になった人は来年作ってみませんか?

とても美味しいですよ!


このイナゴの佃煮の作り方を動画で見ることができます。



イナゴの佃煮には色々な作り方があります。

煮詰めて作る方法、炒め煮にする方法などなど。。。

義母はしょうがたっぷりの炒め煮で作ります。


分量は適当ですが、味を見ながら、お好みのイナゴを作ってみてください!

まずはいなご取りから!


近くの田んぼに行ってイナゴ探しです。

この日は風が強く、イナゴ取りにはあまり適してない日ですが、行ってみました。

田んぼに入ってすぐバッタが手の上に。。


俺は食べられないぜ!とばかりに自分から手に乗ってきたバッタ。

そうそう、君は食べられない!


さ、とにかくイナゴ探そう!


いました!

強風に飛ばされないようにしっかりイネにつかまってます。

こんな感じでとても見つけにくいですが、なんとかイナゴ取りできました。


今日の収穫はこんな感じ。。


天候の割にはたくさん取れました。


このまま袋に入れたまま1日置いておきます。

小さな空気穴を開けておきます。

1日置くことで、糞をださせます。

と言ってもイナゴはイネしか食べてないので。。。


空気穴は小さめに!

違う日に、義母が取ってきたイナゴたちが夜、キッチンにたくさんいてびっくり!笑

義母が開けた穴が大きすぎてそこから脱走して・・・

捕まえるの大変でした。。


1日経ったらこれを茹でていきます。


鍋に湯を沸かし、そこにいなごを投入します。


茹で始めるとイネの匂いがし始めます。

イナゴはイネでできてますからね〜

このまま再沸騰させます。


イナゴの色が赤くなってきます。

エビやカニと一生で茹でると赤くなるんです。

もう少し茹でて、湯からあげます。


流水にとり、数回よく濯ぎます。


綺麗にすすいだら、水をよく切り、天日に干してよく乾燥させます。

こうやってみると小エビですよね!笑笑


まるでヴァイオリンを弾いてるよう!!


1−3日天日干ししてカリカリにします。

色もだんだん濃くなってきます。


干したイナゴの羽と後ろ足を取ります。

こうすることで食味が良くなります。

後ろ足はギザギザがついていて、食べるときに当たって食べにくいので取り除きます。


ここまでできたらもう完成まじか!


煮付けていきます。

ここからは義母の絶品味付け!


フライパンに少量の油をひいて、たっぷりの生姜を入れます。


そこに下処理したいなごを入れて炒めます。


酒を加えます。


砂糖を加えます。


出し醤油を加えます。


水分が飛ぶまで炒め煮したら出来上がり!

最高に美味いイナゴの佃煮の出来上がりです。


お茶請けにピッタリ!

もちろんご飯にも合いますよ!

来年はぜひ、イナゴの佃煮に挑戦してみてください!

昆虫が世界を救います!



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