最近は農薬や環境の変化でいなごも少なくなってきました。
義母は、今でも毎年いなご取りに出かけ、毎年イナゴの佃煮を作っています。
義母の佃煮は最高です!
実家の家の周りでは自家用にたくさん米を作っています。
そんな田んぼの中をイナゴ取りに出かけます。
昔は学校単位でイナゴ取りに出かけ、子供たちは撮ったイナゴを近くの動物園などに売りに行っていた。。。と聞きました。
今ではそんなことも、もうしていないんでしょうねぇ。。。
とても貴重で高価になったイナゴの佃煮。
今年はもう遅いですが、気になった人は来年作ってみませんか?
とても美味しいですよ!
このイナゴの佃煮の作り方を動画で見ることができます。
イナゴの佃煮には色々な作り方があります。
煮詰めて作る方法、炒め煮にする方法などなど。。。
義母はしょうがたっぷりの炒め煮で作ります。
分量は適当ですが、味を見ながら、お好みのイナゴを作ってみてください!
まずはいなご取りから!
近くの田んぼに行ってイナゴ探しです。
この日は風が強く、イナゴ取りにはあまり適してない日ですが、行ってみました。
田んぼに入ってすぐバッタが手の上に。。
俺は食べられないぜ!とばかりに自分から手に乗ってきたバッタ。
そうそう、君は食べられない!
さ、とにかくイナゴ探そう!
いました!
強風に飛ばされないようにしっかりイネにつかまってます。
こんな感じでとても見つけにくいですが、なんとかイナゴ取りできました。
今日の収穫はこんな感じ。。
天候の割にはたくさん取れました。
このまま袋に入れたまま1日置いておきます。
小さな空気穴を開けておきます。
1日置くことで、糞をださせます。
と言ってもイナゴはイネしか食べてないので。。。
空気穴は小さめに!
違う日に、義母が取ってきたイナゴたちが夜、キッチンにたくさんいてびっくり!笑
義母が開けた穴が大きすぎてそこから脱走して・・・
捕まえるの大変でした。。
1日経ったらこれを茹でていきます。
鍋に湯を沸かし、そこにいなごを投入します。
茹で始めるとイネの匂いがし始めます。
イナゴはイネでできてますからね〜
このまま再沸騰させます。
イナゴの色が赤くなってきます。
エビやカニと一生で茹でると赤くなるんです。
もう少し茹でて、湯からあげます。
流水にとり、数回よく濯ぎます。
綺麗にすすいだら、水をよく切り、天日に干してよく乾燥させます。
こうやってみると小エビですよね!笑笑
まるでヴァイオリンを弾いてるよう!!
1−3日天日干ししてカリカリにします。
色もだんだん濃くなってきます。
干したイナゴの羽と後ろ足を取ります。
こうすることで食味が良くなります。
後ろ足はギザギザがついていて、食べるときに当たって食べにくいので取り除きます。
ここまでできたらもう完成まじか!
煮付けていきます。
ここからは義母の絶品味付け!
フライパンに少量の油をひいて、たっぷりの生姜を入れます。
そこに下処理したいなごを入れて炒めます。
酒を加えます。
砂糖を加えます。
出し醤油を加えます。
水分が飛ぶまで炒め煮したら出来上がり!
最高に美味いイナゴの佃煮の出来上がりです。
お茶請けにピッタリ!
もちろんご飯にも合いますよ!
来年はぜひ、イナゴの佃煮に挑戦してみてください!
昆虫が世界を救います!
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