Vitello tonnato(ヴィテッロ トンナート)はイタリア、ピエモンテ州の伝統料理です。 Vitello(ヴィテッロ)は牛肉のこと、 tonno(トンノ)はツナのことです。
牛肉とツナ???
肉と魚?と思いがちですが、とても美味しいです!
仔牛の塊肉を香味野菜等と一緒に茹で、冷めたら薄くスライスしてツナソースをかけて食べます。
作り置きできるので、時間のある時に作っておくのもいいかもしれません。
ツナソースは茹で野菜などのディップに使ったり、トーストにつけても美味しいです!
今回は肉をスライサーで切りましたが、もちろん包丁で薄く切っても良いです!
とても簡単なので是非作ってみてください!
この仔牛のツナソースの作り方を動画で見ることが出来ます。
材料(4−5人分)
牛塊肉 800g−1kg
マリネ液
白ワイン 肉が浸かるほど
ローリエ 2枚
セロリ 1本
セージ 6−7枚
グローブ 4−5粒
ツナソース
ツナ缶 300g(油を切ったもの、オイル漬けを使ってください)
アンチョビ 6−7枚
ゆで卵 3
酢 大さじ1
ケッパー 大さじ2
レモン汁 1個分
オリーブオイル 100cc〜
肉の茹で汁 お玉2杯分
トッピング用
キューリのピクルス
パセリ
レモン
ケッパー
等
作り方
牛塊肉を、マリネ液に一晩つけておきます。
野菜、ハーブは適当な大きさに切って入れます。
ボウル、もしくは保存袋に入れて冷蔵庫で一晩寝かせます。
1日寝かせたあと、肉を取り出し、つけ汁とハーブ等は鍋に全て入れます。
鍋の8分目あたりまで水を足して沸騰させます。
ネギの青い部分を追加して、火にかけ、沸騰させます。
沸騰を待つ間に、肉を凧糸で縛り、形を整えます。
しっかりと沸騰したところに、肉の塊を入れます。
肉は必ず沸騰した湯の中に入れます!!!
水から茹でると、肉の旨味が全て湯の中に溶け出し、美味しいいスープにはなりますが、肉は残りかすになってしまいます。
大きさにもよりますが、1kgほどの大きさの肉で、約1時間から1時間30分茹でます。
必ず湯が沸騰してから肉を入れましょう!
肉を茹でている間にツナソースを作ります。
ツナソースの材料を全てフードプロセッサーの中に入れます。
一度軽く回して攪拌し、そこにオリーブオイルと肉の茹で汁を足して、ツナソースの硬さを決めます。
ソースの硬さはお好みで!
柔らかくしたい人は茹で汁を足してください。
これで出来上がり!
硬さはマヨネーズよりも柔らかいソースといった感じです。
肉が茹で上がってきました。
肉が茹で上がったら粗熱を取り、その後冷蔵庫で最低2時間は冷やします。
そうすることで肉がしっかり固まります。
しっかり冷めた肉からタコ糸を取り除きます。
これを、スライサーまたは包丁で薄く切っていきます。
うちにはスライサーがあるので、スライサーで!
包丁で手切りするのも味があって美味しいです!
あとはこのスライスした肉を盛り付けます。
普段は大皿に、ドンっと出すことの多いこの仔牛のツナソースですが、今日はちょっとグルメに盛り付けました。
トッピングにキューリのピクルスやパセリ、レモン、ケッパー等を添えて食べます。
作り置き出来るので時間のある時に作っておくと、とても便利です。
Buon Appetito!!!
ソースは万能で、いろいろなものに合います。
余ったら野菜スティックや、パンにつけて食べると美味い!
時間がちょっとかかりますが、とても簡単で美味しいので是非作ってみてください!
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