味噌はやっぱり手作りで!
これまでにもいくつか味噌を紹介しましたが、この味噌が一番手軽にできるかな?
とにかく一度自分で作った物を食べるともう市販のものは使えなくなります!笑
ただ、味噌って作るの大変なんじゃない???
容器とか、専用の道具とか必要なんじゃない?
と思ってるあなた、いえいえ、簡単に保存袋でできるんです。
一度に作る量は多くないですが、これなら色々なタイプの味噌を作ることもできます。
今回は一番失敗なくオーソドックスに作れる保存袋味噌の作り方を紹介します。
材料(作りやすい分量)
大豆 250g
米麹 250g
塩 125g
大豆の茹で汁 カップ2−3杯分取っておく
米麹は乾燥麹を使う時は茹で汁を多めに入れて下さい。
作り方
大豆をたっぷりの水に浸け、15−18時間ほど浸水させます。(長く浸水し過ぎると柔らかくなりません)
大豆を煮ます。
鍋で煮る場合はたっぷりの水と一緒に煮ます。
途中灰汁が出るので、その度の灰汁を取り、指で軽くつぶれるくらいの柔らかになるまで煮ます。 約2−3時間中火で茹でます。
圧力鍋を使う場合は、目詰まりに注意して、沸騰後約30−40分圧をかけます。
茹で大豆を使う場合。
茹で大豆を鍋に入れ大豆が浸るくらいの水を入れ煮ます。
大豆が親指と小指で押して軽くつぶれるくらいの柔らかさになったら火をとめます。
私は圧力鍋で蒸しています。
圧がかかり始めてからやく15−20分ほど火にかけ、その後圧が下がるまで自然減圧します。
蒸すほうが後の掃除も楽です。
大豆を煮ている間に、麹と塩を合わせてよく混ぜ和せておきます。
柔らかくなった大豆を保存袋に入れます。
茹で汁はカップ2−3杯分取っておきます。
保存袋の上から麺棒などを使って大豆を潰します。
指で揉んで潰しても構いません。
とにかく大豆がペースト状になるくらいまで潰します。
大豆の入った袋に、先に混ぜておいた麹と塩を加えます。
よく揉んで全体を均一になるように混ぜ合わせます。
生麹の場合はカップ1杯ほど、乾燥麹の場合ははカップ2−3杯分ほどの大豆の茹で汁を加えてさらによく揉み込みます。
袋の上からもんで混ぜながら、もったりとまとまるまで加減しながら加えます。
保存袋の上から、豆を押さえて空気を抜き、口を閉じます。
あとは熟成させるだけ。
日の当たらない涼しい場所に置きます。
5~6か月間(夏は4~5か月間)おき、発酵させます。
途中、月に1~2回、袋の口を開けて空気を入れ、袋の上から上下を返すようにもんで混ぜます(天地返し)。
みそができたら、保存容器に移して冷蔵庫で保存します。
発酵が進んで、みそから水分が出てきたら、ポリ袋の上からもんで混ぜるとよいです。
この水分は「たまり」といい、うまみ成分がたっぷり。たまりは取り出して、しょうゆのように、調味料としても使えます。
天地返しをすると発酵が均一に進み、風味も増します。
もみ終わったら再び口を閉じ、元の場所に置きます。
室温が高いと発酵が早く進み、ポリ袋がパンパンにふくらむことがあります。
その場合は、天地返しをしたら密封せず、ごみが入らないように口を軽く巻いておくとよいですよ。
【みその材料の割合】 大豆、米こうじ(生または乾)、粗塩は、1対1対0.5 この割合を基準にすれば、失敗は少ないです。つくりたい分量でつくってもよいです。 【食べごろ】 5~6か月後(夏は4~5か月後)から。 【保存】 冷蔵庫で約1年間。
出来上がりが楽しみですね!
この保存袋味噌の作り方を動画で見ることができます。
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